12サインはそれぞれ三区分(活動宮・固定宮・柔軟宮)、四区分(火・地・風・水)に分けることがきます。
なお、三区分はクオリティ、四区分はエレメントとも呼ばれます。また、固定宮は不動宮と言う場合もあります。
さて、12サインをこの三区分と四区分で分けると、以下の表のようになります。
火 | 地 | 風 | 水 | |
活動宮 | ![]() 牡羊座 | ![]() 山羊座 | ![]() 天秤座 | ![]() 蟹座 |
固定宮 | ![]() 獅子座 | ![]() 牡牛座 | ![]() 水瓶座 | ![]() 蠍座 |
柔軟宮 | ![]() 射手座 | ![]() 乙女座 | ![]() 双子座 | ![]() 魚座 |
今回はこの分類をもとに、12サインのそれぞれの特徴をざっくりと見てみます。
三区分(活動宮・固定宮・柔軟宮)
三区分は、季節の流れとして捉えることができます。
活動宮は季節の始まりです。物事を「始めること」を大切にしており、活発で活動的です。
固定宮は、季節の最盛期です。活動宮で始めた物事を落ちつかせて「確立すること」に重きをおきます。また、安定的な性質を持っています。
柔軟宮は季節の終わりであり、次の季節へと移り変わる頃であるとも言えます。物事を次のステップへと進めるために「変化させること」を大事にします。
四区分(火・地・風・水)
火:「自己表現」
火のサインは、燃える炎が熱と光を放つように、外向的なエネルギーに溢れています。自分の中にあるものを外の世界へと打ち出し、自己表現しようとします。
地:「自己確立」
「地に足のついた」という言葉もあるように、地のサインは現実的なサインです。自分の価値観というものを外の世界からの客観的な評価によって確認し、自己の確立を目指します。
風:「自己伝達」
風のサインは、まさに吹く風が遠くまで届くように、外の世界へ向いたエネルギーを持っています。外界へと影響を与え、また外界から影響を受ける中で、自分というものを伝えていきます。
水:「自己受容」
流れる水もやがては海に辿りつき、そこにとどまります。水のサインは内向的なエネルギーを持ち合わせており、自分が外の世界からどう見えているかを意識し、自己受容をすすめていきます。
12サインのざっくりとした特徴
それでは、この三区分と四区分の特徴から、12サインのざっくりとした性質を見てみましょう。
牡羊座
牡羊座は、活動宮・火のサインです。自己表現のために、外界へと積極的に働きかけます。
牡牛座
牡牛座は、固定宮・地のサインです。現実的で安定した自己確立を目指します。
双子座
双子座は柔軟宮・風のサインです。変化を受容しながら、自己伝達をおこなっていきます。
蟹座
蟹座は活動宮・水のサインです。活発に感情表現することで他者と繋がり、自己受容を目指します。
獅子座
獅子座は固定宮・火のサインです。自己表現の方法をしっかりと確立しようとします。
乙女座
乙女座は柔軟宮・地のサインです。周囲の変化に対応しながら、臨機応変に自己確立をすすめます。
天秤座
天秤座は活動宮・風のサインです。活発に行動を起こしながら、自己伝達をしていきます。
蠍座
蠍座は固定宮・水のサインです。外界との繋がりを確立することによって、自己受容しようとします。
射手座
射手座は柔軟宮・火のサインです。自分や周囲を変化させつつ、自己表現をおこないます。
山羊座
山羊座は活動宮・地のサインです。行動的に物事をスタートさせ、その中での自己確立に重きをおきます。
水瓶座
水瓶座は固定宮・風のサインです。周囲との相互の影響の中で、自己伝達を確立させようとします。
魚座
魚座は柔軟宮・水のサインです。物事を変化させながら、また周囲の変化に対応しながら、自己受容を目指します。
12のサインも3つずつ・4つずつに分けることで見えてくるものがある
サインは12もありますから、それぞれのサインの特徴をがっつりと把握するのは、なかなか大変です。
ですが、三区分や四区分で分類すると、おおまかにではありますが、それぞれのサインの特徴が見えてきます。
ということで、以上、12サインの性質を三区分と四区分からざっくりと見てみました。