こちらが、2020年11月21日 12:00 時点でのホロスコープです。
水星と海王星のトライン
蠍座の水星と、魚座の海王星は、トライン(120度)という調和的な角度をとっています。

蠍座の水星は、深いコミュニケーションを好みます。また、ひとつのことを突き詰めるような、ある意味での執念深さのようなものも、持ちあわせています。
一方で魚座の海王星は、他人と自分の境界線を取り払ってすべてを愛したい、また、現実世界と精神世界の境界線をあやふやにしてしまいたい、そんな願いを持っています。
魚座の海王星の、”自他の境界を取り払ってしまいたい”という願いは、蠍座の水星の”特定の誰かと深い深い絆を築きたい”という思いを、バックアップしれくれます。
感情を完全に共有することはできない
ただし、どんなに深い絆を結べたとしても、相手と自分は別の生き物です。他人のことを100%理解するということはできない、ということは忘れないようにしたいものです。
そして、自分のことを誰かに100%理解してもらうことはできない、というのもまたしかりです。
そもそも自分の気持ちだってよくわからない、なんてことはよくあることです。他人に理解してもらえないのも、他人を理解できないのも、無理のない話でしょう。
もちろん、だからといって理解するのを初めから諦める必要はありません。理解しようと歩み寄ることこそが、相手に安心感を与えるのではないでしょうか。
また、相手の苦しみや悲しみは、あくまで相手のものです。どんなに肩代わりしたいと願っても、それは無理な話なのです。必要以上に相手の感情に引きずり込まれて一緒に苦しくなったり悲しくなったりするのではなく、一線を引いて、他人の感情とうまくつきあっていきたいですね。
お互い、わからないことだらけ。それでも、深い絆で繋がっている——あなたがそんな関係を誰かと築けることを、願っています。